人の欲求を刺激する「限定性」の力
「多くの人が持っているから
自分は持ちたくない」
「他の人が持っていない
特別なものを持ちたい」
分かりやすく言うと
「他人とカブるのはイヤだ」
という心理現象のこと。
今回は周りと違うものが欲しくなる
「スノッブ効果」について
お伝えします。
「スノッブ効果」とは
多くの人が持っているものに対して
購買意欲や需要が減少する効果のこと。
反対に多くの人が持っていない
特別なものに対しては
「希少性」「限定性」に魅力を感じ
購買意欲・需要が増加します。
例えば…。
「世界で3本しか作られていない
鉛筆があります。」と言われたら。
あなたはどのように感じますか?
世界に3本と言われると
ボールペンが欲しくなりませんか?
数が少ないもの
珍しいものを欲しくなることが
「スノッブ効果」です。
「スノップ効果」は
マーケティング戦略でも用いられています。
実際にどのような方法で
ビジネスに活用できるのか。
2つの具体例で
イメージを膨らませましょう!
1「地域限定」による限定性
旅行先で「地域限定販売」と
書かれた商品。
「ここでしか買えない」
「旅行に来た人しか買えない」
というイメージを持ち
購買意欲が高まります。
反対にその地域に住んでいる人は
「周囲の人も持っている」
「いつでも買える」と考えるため
こうした商品に
魅力を感じることはないでしょう。
2「数量限定」による希少性
「世界に1つだけ。
あなたに合ったスーツを作成しませんか?
(3名様限定)」と言われたら…。
ビジネスマンは興味を持つのでは?
これが単純に
「あなたに合ったスーツを作成します 」
と書かれただけであれば
希少性を感じることはありません。
しかし…。
「世界に1つだけ」「〇名様限定」
と文言が加わることで
「持っている人が少ない」
というイメージから
特別感や希少性を感じて
購買意欲が高まるのです。
次はあなたの番です。
『スノッブ効果』は
とても強力な手法です。
あなたの商品やサービスに
ぜひ利用してみてくださいね!